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肩ひじ張らない食育を教える料理研究家

子どもたちに食べ物の大切さを教える食育というものが始まってしばらく経ちます。
しかしとある料理家は、「これによって料理をしない母親を責める風潮はよくない」と言っています。
もし本当に子どもに食の大切さを教えるなら「おいしい」と感じられる食卓がいちばんだと言うのです。
子どもたちが家族と食事をして楽しい、おいしいと感じさせるのが最も大切なので、たとえファーストフードや出来合いの惣菜でも構わない場合もあります。
両親が働いていて凝った食事が用意できないときスーパーのお惣菜を買って帰っても、それによって両親の忙しさを教えてあげられる、ということにもなります。
また、「忙しい人のためにスーパーがお惣菜を工夫して売り出す」と言う社会の仕組みを教えられます。
そのうち食に興味を持って、働いている両親のために自分で料理をし始める子どもも多いと言います。
手作りや既製品は関係なく、まずは家族で食事をすることが食育の要なのかもしれません。

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